プログラミングの指針

あれこれメモ書き。

資本主義と競争原理について

1、競争は資本主義の原理ではない。

2、自由が資本主義の原理なのだ。

3、自由には責任とルールが伴うものである。

 

以上です。以下具体的に、書いていきます。

まず、自由競争が資本主義の原理であると思っていると思いますが、私は違うと思います。自由は合っていますが、「競争」という言葉を入れる必要はありません。「競争」をすると、その結果、淘汰が生じて必然的に競争が終了して、寡占や独占が始まります。また、実際の企業の経済活動を見て、あなたが「競争」だと思っていることは、実は「競争」ではなく「自由」といった方が、適切であることに気づいてください。「競争」と言いやすいので競争と言っているだけで、別に競争はなくても、「自由」があれ資本主義は成立します。「競争」という言葉を鵜呑みにしてはいけません。とりあえず、そういう視点で見ることをたのしめるなら、続きを読んで下さい。

 

例えば、Googleは競争しているでしょうか?

AppleAmazonと競争していると考える人が多いと思います。でも、この3社は競争しているといえると思いますか?正確に言えば、競争にならないと思いませんか?この3社は競争する必要ありますか?iPhoneAndroidで携帯のOSのシェア争いをしていると答える人がいると思いますが、私が言いたいのは、それが競争だと思っていることが間違いであるということを問題提起したいのです。GoogleAppleもOSのシェア争いなんて、おまけです。単に自分が欲しい製品・サービスを作りたいと思っているだけです。だから、競争をすることが目的なのではなく、自由に開発して製品化して商品にしたいという目的で企業活動をしているだけです。

そして、それらの結果を集めていけば、競争が大切なのではなく、「自由」であることが経済・社会にとって大切なのだと主張したいだけです。

 

過剰に競争、競争とあおっている世間に対して、それは違うと私は言いたいです。先に言うと、競争が必要なのはプレイヤー全体の上位2割程度に対してだけでいいのです。